虎屋は5世紀ほど続く、世界に誇る老舗企業
お歳暮からお中元、会社訪問の手土産など「虎屋」を選べば
間違いないという安心感がありますよね。
そんな「虎屋」は1586年に創業しているので、
なんと5世紀ほどに渡って存続しているのだとか。
世界的にみても、5世紀続いている老舗は貴重ですよね。
(ちなみに、世界最古の会社ともいわれているのは
飛鳥時代から続く、大阪の「金剛組」だそう)
虎屋のお菓子は安心素材
なんでも口に入れるものは、素材表示を見ないと安心できません。
虎屋の羊羹の成分表示は
「夜の梅」という小倉羊羹なら「砂糖、小豆、寒天」と実にシンプル。
シンプルな成分は安心できますよね。
「虎屋」では、素材をいかし、保存料や香料などの添加物を
使用することを避けているそうです。
ほかのお菓子よりも、成分がシンプルなものが多い羊羹ですが、
スーパーなどの菓子パンコーナーに売っている羊羹などは
「砂糖、小豆、水あめ、寒天、ソルビット」と謎の添加物も。
(ソルビットは発がん性がないとされており、食品の安定のために
使われる物質です)
季節を楽しむ「和菓子」
「虎屋」をはじめ和菓子は、季節をそのまま楽しめるのが魅力です。
季節ごとに登場する生菓子は歴史的な背景をもつものも多く、
かつての日本人の感性や色のセンスが感じられます。
民族的なつながりをもつことは
心と体を強くすることにもなり、
お菓子ひとつから、歴史を感じられるのは尊いことですよね。
写真は、2023年のうさぎ年にちなんだパッケージに。
干支にちなんだ、うさぎのパッケージ
変わらないものを大切にしながらも、
時間の移ろいを表現する
バランス力こそが、5世紀続く老舗の理由かもしれませんね。
虎屋のお菓子は「気」がいい感じがするので個人的に大好きです。